下校後の曜日別プログラム

子ども達は実際にどのように毎日の放課後を過ごしているのでしょうか?
アゼリーアカデミアが実施しているのは、「曜日別プログラム」。
曜日ごとに決められたプログラムを通して様々なことを体験しています。

実験

植物、液体、静電気など、月ごとにテーマを定め、身近なものや現象を題材にした実験を行っています。
予想を立ててから実験に臨み、結果を見て“どうしてそうなったのか”を自分なりに考えることを大切にしています。
最後には指導者から解説をしますが、まずは疑問に感じたことに対し、自分の考えを持った上で追求していくことで、考える力を育てます。

製作

季節の行事に関するものや、作った後に遊べるおもちゃ、音の出る楽器、時には実験と関連する作品を作り、出来上がった作品の工夫したところ等を発表したりもします。
自分なりに工夫し、試行錯誤しながら思い描く通りの作品に仕上げていく過程を通じ、想像力や表現力が身に付き、達成感を感じることで自信にも繋がります。

国語

読書

アゼリーアカデミアが力を入れている活動の1つが、「読書キング」です。
子ども達は本を読んだ後にあらすじや感想を記録すると、“読書ポイント”がもらえます。2か月に1度、皆の前に立ち、期間内に読んだ中のおすすめ本を発表する場を設け、高得点者を表彰します。苦手な子も、ポイントがもらえるとなると気持ちが向きやすくなります。
また、人前に立つ活動を定期的に繰り返すことで堂々と話すことができるようになります。

言葉・表現

言葉遊び等を通して語彙力や文法を身に付けたり、文章を読んで挿絵を描いたり、イラストに台詞をつけたりする活動を通して読解力や表現力を養っています。
オリジナルの物語を作る活動は子ども達に大人気!
グループで話し合って作ることで、協調性も身に付きます。

習字

水で書ける練習セットを使い、1・2年生はひらがな、3年生以上は漢字を毛筆で練習します。
文字を上手に書くことも大切ですが、何よりも、まずは正しい姿勢で、お手本をよく見ながら丁寧に書く習慣と集中力を身に付けます。

プログラミング

令和2年度から小学校でも必修化されたプログラミング教育。
アゼリーアカデミアでは、自分のもっている知識をどのように活かし形にしていくか、もっと良くするにはどうしたら良いかを考え、論理的思考を身に付ける活動として、主に2種類の教材を使用し、平成30年度から導入しています。

キュベット

色で出された指示に従い、地図上を動くロボットで、まずは一つ一つ順序立てて指示を出すことを学びます。
1回目で思い描く通りにいかなくても、どこが違っていたのか原因を探り再チャレンジ!諦めずに何度も挑戦することで自信がつき、自己肯定感の向上にも繋がります。

スクラッチ

夏頃からはマウスやタイピングの練習をしながらパソコンの操作に慣れ、秋頃から、世界中で使用されているプログラミングソフト「スクラッチ」を使い本格的にプログラミングを学んでいきます。
“〇〇が~~の時、△△を■■する”のような具体的な指示が出せ、背景やキャラクターを自由に変えることもできるので、より、一つ一つの動きを分解して考える力が付きます。
操作に慣れた3年目以降はオリジナルのゲーム作り等にも挑戦します!

英語

アゼリーアカデミアの英語は、外国人講師を中心に、ネイティブレベルの職員が担当します。
単語を知らなくても、表情やジェスチャーを使って相手に気持ちを伝えたり、相手の気持ちを知ろうとすることで国境を越えたコミュニケーション力を養います。
子ども達は、外国人講師とコミュニケーションを取るために、英語を聞き取ろうと必死に耳を傾け、自分の知っている単語とボディランゲージで伝えたいことを表現します。
コミュニケーションには、何より、この「伝えたい!」という気持ちが大切です。
プログラムの中では、子ども達が苦手意識をもたないよう、歌やゲームを通して楽しく英語の表現を学んだり、アルファベットで自分の名前や簡単な英単語を書けるよう練習します。

食育

アゼリーアカデミアの食育は、調理だけでなく、食の文化や歴史、食材そのものや栄養についても学びます。
例えば、冬休みに行うおせち料理作りでは、おせち料理の歴史や、1つ1つの料理に込められた願いを学び、味噌汁作りでは、味噌の種類や出汁の味比べをします。
使う味噌も子ども達の手作り!
「家で食べるのよりおいしい!」という声が聞かれるほど、自分たちで作った料理は格別です。

運動・サッカー

サッカー選手として活躍した職員が中心となって子ども達の指導に当たり、昔遊びや集団遊びを通して、運動能力の向上を目指すと共に礼儀、積極性、協調性を育てます。

運動

アゼリーグループ内の理学療法士の指導の下立てられたプログラムで、遊びを通して身体機能を高めることを目的としています。
例えば、おはじき遊びが指先のコントロールに繋がったり、めんこ遊びをすることでボールの投げ方が良くなったりと、プログラムを通して神経の活性化を促し、神経の発達や人間形成に繋げることができます。

サッカー

アゼリーグループの園で行っているサッカースクールと同等の内容で、初めての子でも無理なく参加でき、女の子たちにも人気のプログラムです!

音楽

情操教育と言われる音楽教育。情操とは、美しいもの・すぐれたものに接して感動する、豊かな心のことです。
アゼリーアカデミアでは、音楽を通して表現する楽しさや喜びを感じ、豊かな感情を養うことのできるカリキュラムを、音楽の専門知識を持つ職員が作っています。
リズム遊びを通して楽譜が読めるようになったり、ピアノや楽器に触れる活動の他、作曲に挑戦したりもします。

長期休暇の特別プログラム

夏休みや春休み等の長期休暇には、普段の曜日別プログラムとは違い、時間のある時にこそじっくり取り組める活動や、体験学習、学校の宿題に対応したプログラムを行っています。

体験学習

アゼリーアカデミアが大切にしている体験学習。
自分たちで捕った魚を捌いて食べる地引網漁体験や、身近なものが作られている様子を見に行く工場見学、お年寄りの不自由さを体験する高齢者疑似体験、博物館見学等、実際に見たり、肌で感じたりする活動を行います。
「百聞は一見に如かず」とも言われますが、実際に間近で見たものは子ども達の印象にも深く刻まれ、何ヶ月も、何年も経ってからでも「あの時の〇〇はすごかったよね!」と話す子も。
アカデミアで体験したことをきっかけに、「将来は〇〇になりたい」と将来の夢を見つける子もいます。

宿題対応

夏の自由研究や読書感想文、自由工作や冬の書初め等、時間の必要な学校の宿題はプログラムの中で終わらせます。
また、プリント等は朝の学習の時間に進め、丸付けも職員が行うので、アゼリーアカデミアに来ていれば学校の宿題は安心です。

季節のイベント

新入生歓迎会に始まり、夏の水鉄砲バトルやお楽しみ会、クリスマスパーティー、羽根つき大会、6年生の卒業式等、季節ごとのイベントも行い、子ども達は毎年楽しみにしています。
また、アゼリーアカデミア5施設をオンラインで繋いだ漢字王・計算王決定戦や読書キングの年間表彰式、みんなで作った紙芝居の発表会など、姉妹施設の友だちとの繋がりを感じられる活動もあります。

季節ごとの体験イベント

土日を利用して、保護者の皆さまにも一緒に参加して頂き、年間学習テーマに沿った内容でお子さまと一緒に学びが深められるような体験学習イベントを年に2~3回開催しています。(自由参加)
普段お子さまがどのように過ごしているのか、お友だちや指導者とどのように関わっているのかを知っていただく機会としても好評です。

※年度により内容は異なります